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□ PSU小説 『交わる2つの運命』(未) □

ミリア編 2-2

 
ガーディアンズ・コロニーからPPTシャトルに乗り、モトゥブの主要都市の1つ、ダグオラ・シティへと到着した2人は早速支部を目指し歩き出した。
「ここがモトゥブ」
物珍しそうに周囲を見渡しながら歩くカスミ。
「モトゥブは初めて?」
彼女の独り言のような呟きが聞こえたのか、ミリアも足を止める事無く尋ねる。
「はい。ニューデイズへは幼い頃に両親に連れられて行った事はあるのですが、モトゥブは今日が初めてです」
「そう。ここは他と違い自然環境が厳しいから、初めて来た人にとっては少々過ごしにくい場所かもしれないわね」
モトゥブは惑星の地表の多くが砂漠や荒野に覆われ、取り巻く自然環境が過酷な事で良く知られていた。
その為、この惑星で生まれ育ち、厳しい環境下にも耐えうる強靭な肉体を持ったビースト達が住人の大半を占めている。
また、もう1つの特徴として他の惑星には無い豊富な資源を蓄えており、その産出量はグラール太陽系内でも随一を誇っていた。
「ミリアさんは、この星の事は良くご存知なんですか?」
「え? えぇ。この間まで、ここの支部に赴任していたから」
やがてミリアにとっては見慣れた、カスミにとっては初めて訪れるダグオラ支部がシティの一郭に姿を現す。
そのすぐ近くには、そこからモトゥブの各地へと向かう為のフライヤーポートが見て取れた。
「さて、お喋りはこの辺にして、行くわよ」
「はいっ」
ミリアに続き支部の中へとやって来たカスミ達を、1人の少女が出迎える。
「お待ちしておりました、ミリアさん、カスミさん」
2人を見上げるようにして立つピンクの髪をしたキャストの少女、ルウにミリアは慣れたように軽い挨拶を、カスミはたどたどしく会釈を返した。
「本来なら、お2人には従来通りの実地訓練を行っていただく予定だったのですが、少々予定が変更となりました」
「そのようね……」
コロニーにてミーナと会話した際に聞いていた、先日の任務絡みという話に予感はしていたのか、ミリアは然程驚いた様子も無く応える。
一方のカスミは、時折目線を周囲に泳がせながら2人の会話に耳を傾けていた。
「詳しい内容についてはミーティング・ルームにてお話します」


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Date:2008/06/04
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